第11回外濠市民塾「外濠おぼんカウンター作成」

第11回外濠市民塾「外濠おぼんカウンター作成」
第11回外濠市民塾「外濠おぼんカウンター作成」
ライター:増田里奈

2020年11月29日(日)に第11回外濠市民塾を市ヶ谷Lowpを会場として開催しました。

「外濠おぼんカウンター」は、手すりなどに簡単に取り付けることができるカウンターです。水辺を楽しむためのツールとして、コロナ禍のなか、学生メンバーを中心に考案・作成しました。今回のイベントでは、そんな「外濠おぼんカウンター」の可能性を広げるために、以前から外濠市民塾に参加していただいている三輪田学園の生徒さんとともに、個性豊かなカウンターをつくり、外濠の新たな楽しみ方を考えました。

今回参加したのは、外濠市民塾メンバーに加え市ヶ谷の外濠沿いに位置する「三輪田学園」の高校生と校長先生の8名。2020年度から加わった東京理科大学の郷田研究室も初参加のイベントとなりました。

さっそく、カウンターをペイント!

 今回の企画は当初カウンターの作成から全員で行う予定でしたが、コロナウイルスの感染拡大にともない、カウンター作成は事前に少人数で製作し、ペイント作業が主な企画となりました。そうした直前の変更点もあり、緊張した空気に包まれながらイベント本番が始まりました。

イベントの趣旨やカウンターについて説明した後は、さっそくペインティングにとりかかります。高校生のみなさんは、迷うことなく、思うままに色を塗り始めます。それぞれが美しい独自の色をつくりあげ、カウンターそのものの木目も活かすなど、皆のセンスが光っていました。作業しながら、普段の学生生活や外濠での過ごし方、進路のことなどについて三輪田学園の生徒さんと外濠市民塾の大学生・大学院生で話し、すっかり打ち解けている様子でした。会場も盛り上がってきたころ、ペインティングも完成。美しい色に加え、きれいなお花やアヒルの絵など、外濠の明るい未来がみえるような素敵なカウンターができあがりました。

外濠の楽しみ方を、歩いて発見

できあがったカウンターを持って、外濠公園へ出発。実際に外濠沿いを歩いて、カウンターをどのように使いたいかを考えます。

柵の高さやベンチの有無、そして樹々や外濠への眺望などを意識しながら、どのような場所でどのような使い方をしたら楽しいかを試しながら考案していました。三輪田学園の生徒さんたちは、「いつも外濠沿いを通学路として利用しているけれど、こんな風に外濠を意識したことがなかった」と驚きにあふれている様子がとっても印象的でした。

最後に、発見したカウンターの使い方・場所を発表。「カウンターを自撮りするときの台として使えば、高さも丁度良く、桜の木もうつるので、よさそう!」「ベンチの前の柵に設置すれば、ゆっくり休みながら飲食も楽しめる」「アイドルのクリアスタンドやぬいぐるみをおけば、より一層楽しめる!」など、高校生ならではの楽しいアイデアをたくさん提案してくれました。

自分自身で歩いて、五感を使いながら外濠の周辺空間について考え、アイデアを出し合ったことは、私たちにとっても三輪田学園の生徒さんにとっても、外濠だけでなく、これからの街や自然、環境を考えていくうえで非常に貴重な経験になったと思います。今回作成したカウンターや得られたアイデアを活かして、外濠周辺の地域に関わる多くの人々と交流・連携を深めながら、外濠BARの開催など外濠空間を使っていきたいです。

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