外濠だけではない!外濠周辺の歴史ある建物

外濠だけではない!外濠周辺の歴史ある建物
外濠だけではない!外濠周辺の歴史ある建物
ライター:藤田景

こんにちは。4月から始まるM2の学生生活に怯えている法政大学の藤田です。
今回は、外濠周辺の歴史ある建物について、千代田区が2020年3月に策定した「千代田区景観まちづくり計画」の中の一つである「景観まちづくり重要物件」からご紹介したいと思います!

千代田区景観まちづくり重要物件とは

今回紹介する「千代田区景観まちづくり重要物件」は、2020年3月に千代田区が策定した「千代田区景観まちづくり計画」の中の一つで、地域の景観資源を評価しまちの魅力向上につながるよう保全活用していくために導入された制度です。
現在(令和2年10月)、建築物31件・橋梁17件が指定されています。

外濠周辺の歴史ある建物

千代田区といってもかなり広いので、今回は外濠周辺の、麹町から九段・富士見の範囲に指定されている3つの建物を紹介します。

区立九段小学校

区立九段小学校(三番町16-16)

現存する震災復興小学校としては最古であり、千代田区に残る唯一のものとなっています。前身である上六尋常小学校は1903年に創立されましたが、1923年の関東大震災により焼失し、1926年に今の建物が建てられました。
大きな特徴として、校舎がコの字型になっており、小学校に小公園を隣接させるという、震災復興小学校の基本的な配置計画がそのまま残っています。
現在、隣接している東郷元帥記念公園の改修整備工事が行われており、一部のみ、利用が可能となっています。

東京ルーテルセンタービル

東京ルーテルセンタービル富士見(1-2-32)

この建物は1937年に建設され、1951年に日本ルーテル教団が取得するまで、移転して現在三鷹にある東京神学大学(日本神学校)のものでした。
大正、昭和にかけて関西の建築界の発展に貢献した長谷部鋭吉が手がけ、 東京都選定歴史的建造物にも選定されています。

暁星学園塀

暁星学園塀(富士見1-2-5)

1888年創立のキリスト教の理念に基づくカトリック校であり、1890年に現在地に移転しました。
高等学校・中学校校舎西側の二合半坂側の塀の一部(右はフィリピン大使館)が煉瓦積みとなっています。
学園内の建物の多くは外壁が煉瓦調のタイル仕上げで計画されており、煉瓦塀との調和が図られています。

最後に

いかがでしたか?
今回は3つのみの紹介でしたが、日々皆さんが歩きながらも見逃してしまっている歴史ある建物は他にもたくさんあります。外堀市民塾では、こうした歴史ある建物など、外濠を含めた町の魅力をたくさん発信していきたいと思います。ぜひ外濠周辺を歩く際に見てみてください!

参考

千代田区:景観上重要な資源の保全「千代田区景観まちづくり重要物件」
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kekan/hozen/index.html

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