外濠公園の植栽 Vol.1

外濠公園の植栽 Vol.1
外濠公園の植栽 Vol.1
ライター:品田康太

こんにちは、日本大学の品田です!
今回は、市ヶ谷駅と飯田橋駅の間にあり、外濠に平行するように位置している外濠公園の植栽について紹介したいと思います!

Vol.1ではまず、外濠公園に設置されている案内板を用いて紹介します。

図1 外濠公園内の植栽に関する案内板

外濠公園の植栽

ソメイヨシノ(バラ科・サクラ属)

 開花時期に個体差の少ない園芸品種で、大きく広げた枝一杯に美しい花を咲かせます。
 そのため、桜前線の観測にも、この品種が使われています。

 東京の平均開花日・3月29日(1961年~1990年の平均)
 東京の最早開花日・3月20日(1990年)

図2 外濠公園内のソメイヨシノに関する案内板の内容

ヤマザクラ(バラ科・サクラ属)

 サクラは、森林を構成する樹種に比べ、生長がはやく、又大振りで目につく花や実で虫やけものを魅きつけ、けものは遠い森林の種子を、サクラのまわりに運びます。
 一生は短命で、サクラの後にはサクラが生育しえない嫌地現象さえ起こします。

図3 外濠公園内のヤマザクラに関する案内板の内容

クロマツ(マツ科・マツ属)

 切土や盛土、生態を乱された山の斜面等では、やがてススキが原となり、みるまにクロマツが点々と生える光景もみかける事ができます。しかし、そこが林や森へ成長する過程で、クロマツも又、淘汰されており、それ故、人里に近く、ひとになじんだ木とも考えられます。

図4 外濠公園内のクロマツに関する案内板の内容

ヤマクワ(クワ科・クワ属)

 外濠筋では、鉄砲虫の害等で、生育途上で枯れやすいが、高さ10m~15mに育つ高木です。
 絹を得るために畑で栽培され、カイコの飼料ともなる有用植物であり、その実は7~8月頃、黒く熟し、食べられます。

図5 外濠公園内のヤマクワに関する案内板の内容

エノキ(ニレ科・エノキ属)

 外濠筋には、自生と思われるものが多く、けものが種子を運び、活着したものと考えられています。
 昔は、道の句読点といえる、一里塚に好んで植えられていました。その木のいくつかは、何処かで大木となり、茂っているかも知れません。

図6 外濠公園内のエノキに関する案内板の内容

ムクノキ(ニレ科)

 樹皮はエノキより白っぽく、皮目が筋状に割れ、はがれます。
 エノキの実は赤色に熟しますが、ムクノキはやや大きく、黒色に熟し、甘く食べられます。
 四谷見附跡の石垣上に、大きく枝を広げ、生育しているものがあります。

図7 外濠公園内のムクノキに関する案内板の内容

最後に

 Vol.1では、外濠公園内の案内板を取り上げましたが、今後は実際にどのような植栽がされているのかを調べ、見どころを季節ごとにまとめていきたいと考えています!

 

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