外濠市民塾の活動展望

コロナを経て

2013年の発足以来、外濠市民塾では、外濠周辺地域で暮らす方々や企業・教育機関、外濠に関心をお持ちの方々を対象にセミナー・まちあるき・ディスカッションなどを行い、外濠の将来像を議論してきました。また、外濠を使いこなす活動を続けてきました。しかし、2020年以降のコロナ禍によって中断を余儀なくされ、オンラインセミナーや運営委員会内での勉強会などを実施してきました。まずは、改めてコロナ禍以前の活動を再始動することを第一の目標とします。

外濠開削400年に向けて

外濠開削400年となる2036年を視野に次のような活動を実施したいと考えています。
1)外濠の環境改善の提案とその実現
外濠vision2036の内容を実現するような空間の構想を公表して環境改善の議論を喚起し、社会実験等による具体的な活用提案の実施により地域の機運を高める
2)外濠改善を実現するための地域連携強化とその発信
外濠改善を望むさまざまな地域の方々をつなぐハブとしての役割を強化し、社会的な情報発信やアピールを行う
3)外濠を含む東京の水循環に関わる他の活動団体との連携
多摩川から玉川上水を経て隅田川に至る江戸城外濠の水循環や、水を介したネットワークを意識し、関連する他の活動団体との交流や協働を進める