外濠再生の動き

史跡江戸城外堀跡保存管理計画

江戸城外濠の一部は、文化財保護法に基づく国の史跡に指定されています。2007年度に千代田区・港区・新宿区が協同して保存管理計画を策定しました。

◆史跡江戸城外堀跡保存管理計画書

外濠再生懇談会

法政大学と東京理科大学が中心となり、近隣の住民・企業・教育機関など、外濠の近傍の関係者が外濠についての議論を行うプラットフォームです。2016年に設立され、2019年には地域が考える外濠の将来像を「外濠再生憲章」としてアピールしました。外濠市民塾は外濠再生懇談会の活動を全面的に支援しています。

◆2019年3月25日「地域から外濠の再生を考える」シンポジウム 開催報告
◆外濠Vision2036/外濠再生憲章

提言書「外濠・日本橋川の水質浄化と玉川上水・分水網の保全再生について」

2019年9月17日に法政大学・田中優子総長,東京理科大学・松本洋一郎学長,中央大学・福原紀彦学長(いずれも当時)の連名で,小池百合子東京都知事に対して外濠・日本橋川の水質浄化を求める提言書を提出しました。具体的には玉川上水・外濠・日本橋川に多摩川からの河川水を導水し、水質浄化、水循環の改善、沿川の防災水利の確保、自然・歴史文化の保全再生などを求めるものです。

◆法政大学プレスリリース
◆東京理科大学プレスリリース
◆中央大学プレスリリース

東京都「未来の東京」戦略

東京都が2021年3月に策定した「未来の東京」戦略には、戦略13「水と緑溢れる東京戦略」に外濠の水質を改善することが明記されました。「未来の東京」戦略はその後バージョンアップされたものが公開されており、引き続き外濠の水質改善が戦略として明記されています。これに従い、外濠浄化に向けた基本計画が策定されています。

◆東京都都市整備局「外濠の水辺再生」

外濠水辺再生協議会

千代田区・新宿区・港区にまたがる外濠周辺の企業が集まり、「水質浄化」と「景観改善」を目的に設立された任意団体です。外濠市民塾では随時情報交換を行いながら活動を行っています。

◆みんなの外濠!外濠水辺再生協議会